2019.07.26
こんにちは、こうちゃんです。
久しぶりの投稿です。お待たせしました。
令和になりだいぶ馴染んできましたね。ぼくは名前に平成の平の字が名前に入っているのでたまに平成時代を思い出して令和時代は豚好きを更に加速させたいと思います。
さて今年も我が家の飼料庫に、つばめがやってきましたよ!!
☆☆Shinodaさん☆☆
ぼくも一緒に南半球に飛び立ちたいところです。
さて、書きためていた分娩Rushを紹介したいと思います。
普段は1頭1頭、妊娠用ストールに入っており、きめ細かい体調管理をします。
発情管理、妊娠鑑定、治療、AI(人工授精)などが主です。子宮に着床してから分娩予定日が近くなるまでストレスなく安静に過ごします。
予定日が近くなった母豚は分娩用ストールに引っ越し!
仔豚は寒さに弱く体温調節が、あまりできないのでコルツヒーターと麻袋を敷いて迎えるシタク!
あったかい寝床!
豚は牛ほど予定日から大幅にズレる事はあまりないです。
牛は2週間ズレたりはザラでした。
分娩が近くなると兆候としては
①乳房がはり乳頭からちちがにじみ
②陰部が膨らみ
③餌を食べなくなる
④鼻先で、床面を掃くようになで、ゆっくり頭から沈むように寝る巣作り 動作をするようになる
⑥排泄の量が増え、床面を汚すようになる
⑦ 母豚は落ち着きをなくし、立ったり寝返りをうつことがおおくなる
などが見られます。
直前になると
①陰部から破水した、透明な羊水が出る
②母豚が「いきみ」盛んに、仔豚を排出しようとして、尾を上げて踏ん張る
③乳首から、勢いよく乳が出るようになる
④呼吸が荒くなる。うなる
これが始まるといよいよです。
産まれる瞬間です。この瞬間は何度見ても神秘的な場面です。
そして、仔豚が窒息しないように特に口周りの羊膜をしっかり取り除いてあげたりします。
あとは、いかにこの時期に母豚の初乳を飲むかです。仔豚は出世体重に関係なく未熟で鉄欠乏性の貧血になりやすく初乳でいかに免疫を獲得できるかが鍵です。たくさん飲んでネ!!
豚は1回に10頭前後、年に2.5産、生涯に100頭以上の子宝に恵まれます。
臼井農産では約25日で離乳をしたのち仔豚舎で90日齢ぐらいまで過ごし、そのあと肥育舎で仕上げの餌を食べあつぎ豚となります。
未来のあつぎ豚候補、大きくなあれ!
駆け足でしたが以上です。
付録のグラビア、デュロックちゃん♀です!!ぬいぐるみに商品化してほしいところです!!
暑い日が続きますが水分補給をしっかりして、お越しください
次はきっしーくんです。よろしくね